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父は日本人八路軍 息子が語る「筒井重雄」 (2)

人民網日本語版 2015年09月03日13:02

「中国人民抗日戦争60周年記念」の記念章をつけた筒井重雄氏のスーツ。

1920年10月11日、筒井重雄氏は群馬県の農家に生まれた。1940年に出征し、中国侵略日本軍の南京航空部隊に配属された。1945年1月、飛行機の故障により不時着した筒井氏は八路軍の捕虜になった。日本が敗戦し降伏したあと、筒井氏は東北部に移った。1946年9月、中国人民空軍の一員として旧東北航空学校の飛行教官に任命された。

「父は志願して出征したが、八路軍の根拠地での経験が彼の思想を180度変え、以前の軍国主義教育に影響された考え方が完全に変わり、自ら日本軍に対し投降を勧告するなど八路軍を支援した。父が日本に帰国したあと、自衛隊のパイロットとして招かれたが、父は断った。その原因は父の思想が完全に一変したことにある」と健史氏は語る。

1946年3月の東北民主連軍航空学校の創立から1949年10月の新中国の成立まで、筒井重雄氏ら3人の日本人教官は3年半の間にパイロット120人と女性パイロット14人を自ら養成し、この時の学生たちがのちの中国空軍部隊で中心的な役割を果たした。


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最新コメント

AUS  KEIKO   2015-09-0458.106.28.*
私も長野県生まれなのでこのような素晴らしい人がいた事を誇りに思う。