盗品を見せる警察
動画が送られて30分もしないうちに、同局の警察官は捜査を開始。すぐに男の身元が分かり、「治安管理処罰法」に違反したとして、法律に基づいて勾留した。通報者となったネットユーザーは終始一貫、正体を現すことはなかったという。このように、「海淀ネットユーザー」の通報がきっかけで、犯人検挙につながったケースが数多くある。
同局の警察官によると、8月以降だけでも、情報を提供した約3000人に懸賞金150万元(約2800万円)が用意されたものの、その9割が受け取りを拒否したという。
「人民網日本語版」2015年9月7日