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中国のナノテク、論文数・特許件数が世界一に

人民網日本語版 2015年09月07日13:23

第6回中国国際ナノテクノロジー会議が、3−5日にかけて北京で開かれた。ナノテクはすでに情報技術やバイオ技術と肩を並べ、世界のテクノロジー発展の重要な三本柱の一つになっている。中国のナノテクの論文数、特許件数、論文被引用数などの指標は、「世界一」の水準に達している。人民網が伝えた。

中国は早くからナノテク発展のチャンスを認識し、多くの経費を投入してきた。国家ナノ科学センター長の劉鳴華氏は会期中に開催された第9回「国家科学評論(NSR)」フォーラムにおいて、「中国のナノテクの研究に投じられた経費は総額で10億ドルを超える。この額は世界でもトップレベルだ」と話した。

北京大学ナノ科学・技術研究センター長の劉忠範氏は、北京大学のナノテクの研究を例として、「北京大学は早くからナノテクの科学研究を開始していた大学で、前世紀中にナノ科学・技術研究センターを設立し、学際的なナノテクの研究を促進してきた。北京大学は毎年およそ3000−4000編の科学技術論文を発表しているが、そのうち3分の1弱がナノテクの貢献となっている」と説明した。

劉氏は、「しかし、統計データは往々にして、数多くの問題を隠す。中国のナノテクの経費は巨額となっているが、その投入は分散化されている」と指摘した。これは個別のプロジェクトを見ると、十分な経費が投入されていないことを意味する。また中国のナノテクの研究には「追随」という深刻な現象があり、流行中の概念に飛びつく傾向がある。真の独創性を持つ研究は少ない。劉氏は、重点的かつ独創的なプロジェクトへの経費支給を拡大するよう呼びかけた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年9月7日

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