習近平国家主席が近く米国を公式訪問する。最初の訪問地はシアトルで、リンカーン高校に足を運ぶ。習主席を迎えるため、同校はどのような準備をして、どのようなサプライズを用意しているのだろうか?人民日報が伝えた。
■緊迫したリハーサル
1993年、福州市党委員会書記だった習近平氏はタコマを訪問し、タコマと福州の友好都市関係を締結させた。現在両市は教育、文化、スポーツ分野で緊密に交流している。リンカーン高校は現地の普通の高校で、1914年創設、現在生徒約1500人が学んでいる。生徒たちが様々な文化的背景を持つ、典型的な多人種、多民族学校だ。中国系の学生は多くないが、同校は習主席への熱烈な歓迎を表明し、文化的姿をより良く示すため考えを絞り、中国語教師と中国語合唱隊を招いた。学校の音楽教師がまず中国語教師から歌詞を習い、また習った歌詞を生徒たちに教える。生徒たちにとって習主席は「大国の指導者」であり、彭麗媛氏は「人々に愛される歌手」だ。ある教師は「習主席と会えたら、中国との交流は私の人生において最も大切な経験ですと伝えたい」と語った。
■学校から贈り物
リハーサル後、パトリック・オーウェン校長は記者を連れて学校内を案内した。校長室内には京劇の隈取りなど様々な中国の物があった。「習主席の訪問を私は喜んでいる。習主席は叡智ある、果敢な指導者であり、人的・文化交流に関心を持ち続けている。私たちは福州教育学院附属中学と協力関係にあり、中国人の生徒が我が校に来て交流し、学ぶことを歓迎する」と述べた。オーウェン校長は最後に「習主席の身長はどれくらいだろう?贈り物をしたいのだが」と記者にたずねた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月22日