▽金燦栄(中国人民大学国際関係学院副院長)
今回の訪問で、米国の庶民が中国の指導者に魅力を感じ、印象深いできごとが一つか二つ生まれれば良いと考えている。
▽周文重(元駐米中国大使、吉林大学・南開大学兼任教授)
ここしばらくサイバー問題が中米双方の関心の焦点となっている。実際には中米両国はいずれもサイバー攻撃の被害者であり、手を携えてともに対応し、具体的な規則を作ってサイバーセキュリティの問題を解決する必要がある。中米両国によるサイバー犯罪取り締まりでの協力は、両国民の根本的な利益にかなう。
中米関係は重要かつ複雑な大国関係である。だが両国には共通の利益もある。双方は、相互信頼を土台として安定発展を求め、ウィンウィンを実現しなければならない。