朝鮮の中秋節は「秋文節」、「秋夕」、「嘉徘」などと呼ばれ、元旦や寒食、端午節と並ぶ民間の四大祝日だ。夜には月を観賞しながら、綱引きや相撲をしたり、歌や踊りを楽しんだりする。女性たちは「布倫阿」と呼ばれるブランコの競技をすることが多い。
食べ物:中秋節には各家庭で松餅を作り、また互いに贈りあう。松餅は半月のような形をしており、米粉を使い、餡には餡子や粟、ナツメなどを使う。作る時に松の葉を敷くことからこの名がついた。時にはもち米と松の実、栗、ナツメ、ハチミツを使って作った八宝ご飯も食べる。
韓国の中秋節は「秋夕」と呼ばれる。親戚や友人に贈り物をするのが習慣で、「感恩節」とも呼ばれている。中秋節は、韓国では重要な伝統的祝日の一つで、その重要性は春節(旧正月)よりも高いとされる。現地では国民の福利厚生として3日間が法定休日となる。
食べ物:韓国にも独特の中秋の食品、隣国の朝鮮と同じ松餅が存在する。松餅は半月のような形で、米粉を使い、餡には餡子や粟、ナツメなどを使う。作る時に松の葉を敷くことからこの名がついた。中秋の日には各家庭で松餅を作り、また互いに贈りあう。