中国のブロードバンド発展連盟が先月30日に発表した今年第3四半期(7-9月)の「中国ブロードバンド通信速度状況報告」によると、中国の固定ブロードバンドネットワークの平均通信速度は7.9Mbpsに達し、昨年のほぼ2倍にスピードアップしたという。ラジオ放送「中国之声」の「央広ニュース」が伝えた。
同報告によれば、同期の固定ブロードバンドネットワーク平均通信速度が7.9Mbpsに達したということは、利用者が実際に使用する場合、1秒あたり1MBのデータ通信が可能ということを意味する。この速度なら、音楽を1曲ダウンロードするのに4~5秒しかかからない。
8Mbpsに迫る通信速度を昨年と比較すると93.15%の上昇で、ほぼ2倍に速まったことになる。今年第2四半期と比較すると約30%の上昇だった。
各省区市の状況をみると、上海市の通信速度は全国トップで、11.11Mbpsに達する。2位は北京市(9.79Mbps)、3位は天津市(9.36Mbps)。このほか四川省、遼寧省、山東省、河南省など13省区市が8Mbpsを超え、全国平均を上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月1日