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中国の5G技術、2020年に実用化へ

人民網日本語版 2015年07月28日10:56

中国工業・情報化部(省)の報道官兼チーフエンジニアの張峰氏は、7月22日に国務院新聞弁公室の記者会見に出席し、同部が5G(第5世代移動通信システム)の開発を強化すると発表した。まだ4Gの話題も冷めやらぬうちに、5Gのサービス提供に向けた準備が始まった。中国経済週刊が伝えた。

5Gとは何だろうか?一般消費者の場合、8GBの高画質映画をダウンロードする場合、3G時代であれば70分、4G時代であれば7分かかったが、5G時代ならばわずか6秒で可能となる。

専門家は、5Gが2020年に実用化すると予測した。上海で閉幕したモバイル・ワールド・コングレスの上海大会(MWC上海)において、中国通信機器メーカーのファーウェイは5Gの推進の日程表を示した。それによると、2018年末までに5G標準を制定し、2018年に提携先と協力して5G試験運用ネットワークを構築し、2019年に産業チェーンの整備に取り組みネットワークの試験を完了し、2020年に正式に実用化する。ファーウェイは現在、ネットワーク構造、周波数帯の使用、基地局の建設などで、画期的な進展を実現している。

中国通信機器メーカーのZTEはこれに先んじ、「Pre5G」を発表していた。ZTEの劉鵬副総裁は、「4G対応の携帯電話を使い、4Gの周波数帯と帯域幅を変えずして5G技術を用いることで、現在の基地局のスペクトル効率を4−6倍に上げた。当社のこのPre5Gは他社に先駆けている」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月28日

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