中国航天科工集団公司が公式サイトで発表した情報によると、同社の第二研究院第206研究所は「高エネルギー電磁発射技術」の研究に取り組んでおり、すでに画期的な進展を実現している。しかし技術的成果の転化を終え、飛躍的な発展を実現するまでは、さらなる模索の道を歩む必要がある。人民網が伝えた。
電磁力を使うことで、発射対象を一定の速度まで推進することができる。同技術はミサイルの発射性能と発射速度を大幅に高め、ミサイル移動・発射装置を軽量化し、発射装置の使用・維持費を削減できる。またミサイル電磁発射装置汎用化プラットフォームを構築し、循環発射とミサイル発射の急速な反応を実現し、発射にかかるコストを削減し、武器システムの作戦のコストパフォーマンスを大幅に高める。同技術は将来的に、艦艇や地上などの武器装備・システムの全面的な電気化の発展の流れに順応する。電磁発射は、軍事技術の革新を牽引する道標の一つだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月18日