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「インターネットプラス」のこの1年 生活に変化 (2)

人民網日本語版 2015年12月29日10:18

▽インターネット+家事

アプリ1つで大掃除もばっちり

これまでに家事サービス会社をあちこち訪ね歩いたにもかかわらず、気に入った家政婦が見つからず困ったことはないだろうか。どこに行けばプロのクリーニング業者が見つかるかわからず、年末の大掃除に自分で窓を拭く羽目に陥ったことはないだろうか。……こうした状況からの転換点は2013年に訪れた。ネット会社が家事市場への参入を集中的に開始し、利用者はアプリケーションのプラットフォームを通じて掃除のプロをいつでも好きな時に予約したり、サービス終了後に誰でも読める形で評価を発表したりできるようになった。ここ2年ほどの発展により、15年には「インターネット+家事」モデルがますます成熟し多様化した。

今や家事サービス会社の「オンライン」活用度が著しく上昇している。利用者が「微博」(ウェイボー)に登録すれば、各社の公式アカウントをいつでも見ることができ、二次元バーコードをスキャンして「微信」(WeChat)にアクセスすればサービス内容の問い合わせやオンライン予約ができる。アプリショップで「家事」と検索すると、100を超える関連ソフトがヒットし、時間あたり利用のサービス、月極サービス、家政婦、高齢者の付き添い、クリーンキーパーなどがいずれもすぐに予約でき、オンラインで契約と支払いを済ませた後は、家で待っているだけでよい。

実際、こうした利用者のニーズに応じ訪問してサービスを提供するO2Oモデルは早くから各産業に浸透しており、訪問洗車サービス、訪問洗濯サービス、訪問ヘアカットサービス、ペットの世話、訪問ボディガードや一般的雑用サービスまで、「ワンクリックで手に入る」サービスがいろいろそろっている。

▽インターネット+銀行

サイフを持たない旅行をしてみませんか?

よく知られている通り、第三者決済プラットフォームは伝統的な銀行産業とインターネットが融合して生まれたもので、製品の所在国や国内外の大手銀行と契約を交わし、一定の実力を備え、信用の保障がある第三者独立機関が提供する取引支援プラットフォームのことを指す。

基本的なネット決済機能だけでなく、第三者決済プラットフォームには振替、資産運用、生活費支払いなどさまざまなサービスモデルがあり、個人のキャッシュフローにより柔軟に対応する。銀行に行かなくても無料で少額の振替ができ、会わなくてもいつでもどこからでも友人に贈り物を贈ることができる。電力会社の営業所が閉まった後に、アプリを通じてネットで電力を購入し、ふいの停電に備えることもできる。

第三者決済プラットフォームが「触手」をますます広く伸ばし、オンラインからオフラインへと向かうであろうことは想像に難くない。外食、オンラインスーパー、ショッピングセンターが戦場になり、販売員は消費者が現金やデビットカードでなく、第三者決済の携帯顧客端末で支払うことをより願うようになっている。こうしてみると、サイフを持たずに旅行するのも不可能ではなくなったといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年12月29日


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