〇韓国・ソウル――伝統的方法か最新タイプか、年越しはお好み次第
韓国において、年越しは「旧年に別れを告げ新年を迎える」ための代表的なイベントだ。韓国人は年越しイベントを極めて重視しており、幸福祈願の習慣は決して欠かせない。年越しの時に韓国人が最も多く集まる場所は、ソウルにある鐘楼「普信閣(ポシンガッ)」だ。数万の市民が、ここで、各界代表と一緒にカウントダウンをして、33回鐘を鳴らし、新年の幸せを祈願する。ソウル市内の地下鉄と市バスは、大みそかの夜、最終便の運行時間を午前2時まで延長、年越しイベントのために外出する市民に便宜を図る。