中国は他国と政策面の意思疎通を積極的に行い、各国の利益の「最大公約数」を探っている。中国は幅広く友好関係を結び、世界をカバーするパートナーシップ網を形成している。中国は正義を堅持し、国際関係のより公正で合理的な方向への発展を後押ししている。
中国は自国の利益を追求すると同時に他国の合理的な関心にも配慮し、自国の発展過程において各国の共同発展を促進している。中国は「一帯一路(1ベルト、1ロード)」を提唱し、沿線国との発展戦略の連結を進め、すでに20カ国以上と協力協定を締結している。中国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を計画し、国際経済ガバナンスシステムとアジア太平洋経済発展に新たな力を与えた。中国は地域経済統合を促進し、開放、融合のアジア太平洋大市場を構築し、アジア太平洋自由貿易圏プロセスを始動し、推進している。同時に中国は権限と責任を共に担うことを提唱している。中国は保護主義的行為に反対し、各国に対して開放と協力を行い、自国のために他国に損害を与えないよう求めている。
中国は自国の安全を守ると同時に共通の安全保障に配慮している。中国は共通、総合、協調、持続可能という安全保障観を堅持し、共通の安全保障理念を実行し、各国との安全保障交流・協力を強化し、地域および準地域安全保障協力に自発的に参加し、共に安定を維持し、安全を構築している。
2016年、中国は第13次五カ年計画のスタートの年に入るとともに、中国の特色ある大国外交を広げる年に入る。中国は国際秩序の発展変化の方向を引き続きリードし、世界の融合発展の大きな枠組みを構築する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月6日