2016年1月6日  
 

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AI大爆発の前夜を迎えた中国 現有職業の6割が消失か (2)

人民網日本語版 2016年01月06日08:21

〇どのような仕事がAIに取って代わられるのか?

AI時代の到来によってもたらされる最も直接的で眼に見える変化は、人間が現在就いている様々な労働力がAIに取って代わられるということだ。の大ブームの基礎とすでに一応備

劉氏は、「今や、ロボットの認知力はますます高まっている。人間の眼は可視光線しか認識できないが、機械は赤外線を見ることができる。人間の耳が聞き取ることができるのは、50ヘルツから2万ヘルツの範囲に限られるが、機械は超音波を聴きとることができる。このように、機械が人間より高精度でこなすことができる仕事の分野は、どんどん拡大している」と感嘆しながら語った

最新の予測によると、2018年までに、300万人の仕事が機械に取って代わられる見込みで、その職種は、簡単な業務だけではない。たとえば、文書管理者や薬剤師など、さらにはCEOのようなトップ職も、全職種の20%以上が、機械に取って代わられると予想されている。

華為公司の田涛顧問も、「今後少なくとも10年から15年の間に、従来の職業の多くは消えてしまうと予測する専門家もいる。役者や家政婦などの職業も、60%は機械が代行するという予想もある」と指摘した。

AIが人間の仕事に取って代わる風潮について、三全集団の陳沢民・董事長は、「すでにその時は来た」との見方を示し、次の通り話した。

三全集団について見ると、弊社はもともと製造業を営み、2万人を超える従業員が、湯園(団子)や水餃子を手作りしていた。今では、毎日製造している3500トン分の湯園と水餃子はすべて、ロボットの手によるものだ。昔は、湯園は1つずつ作り、4つずつまとめるという作業を続けて、1日400トン完成するのがせいぜいだった。数万トンが入る冷凍室には、人間は1人としておらず、無人運転による運搬車が製品を運んで行き来している。すべてがコンピュータ操作で行われている。

華為公司の田涛顧問は、「10年後、あるいは20年後、それとももう少し後の時代には、人間社会のうち約70%の人々は、生まれてから死ぬまで、一生仕事に就く機会が全くないという時代が来るかもしれない」と予想した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年1月6日


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