同社はこの問題について具体的な原因については何も触れていないが、一般のエンジニア関係者によると、アップルiOSシステムはUnixタイム(Unix epoch)という時刻表現を採用しており、協定世界時(UTC)の1970年1月1日0時0分0秒を0として時間を計測している。時差などでUTCよりマイナスの時間として判定されることで、システムエラーを引き起すという。
スマホを40年以上前に時間設定する人は少ないが、好奇心から試してみた人が多く、このような事態を招いている。さらに悪いのは、アップルストア店頭用のiPhoneに仕掛ける人もいることだ。ネットで出回っている処理方法によると、「1970年1月1日問題」により再起動しなくなったら、バッテリーを完全に消耗させるか、iPhoneのカバーを外してバッテリーを取り出して再装着すると正常な状態に戻すことができるとされている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月18日