このほど発表された「国家電網公司の新エネ発展促進白書(2016)」によると、中国の風力発電・太陽光発電設備容量は2015年の時点で1億7000万kWに達し、世界の4分の1以上を占めた。国家電網公司が管理する風力発電設備容量は1億1664万kw、太陽光発電設備容量は3973万kWに達し、国家電網の新エネ発電規模は世界最大となっている。経済日報が伝えた。
国家電網公司の広報担当者の張正陵氏によると、中国の2015年の風力発電設備容量は4年連続で世界一をキープし、太陽光発電設備容量は初めてドイツを抜き世界一になった。中国の2015年末の風力発電設備容量は1億2830万kWで、うち81%が西北・華北・東北に位置する。太陽光発電設備容量は4158万kW、うち中西部は2100万kWで、全国の2分の1を占める。新エネは全国14省の2番目の電力源となっており、うち甘粛省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区の新エネ設備容量は現地の3割以上を占めている。
中国の2015年の風力発電量は、前年比16%増の1851億kWh。太陽光発電量は64%増の383億kWh。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月21日