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海外の「匠の精神」の神髄を求めて 独職業教育など (2)

人民網日本語版 2016年04月01日08:38

ビアシェンケさんは、「品質は永遠に第1番に置かれる。この点をすべての生徒が理解する必要がある。生徒のインターン企業での成績が芳しくなければ、企業から警告を受け、それなりの責任を負わなければならなくなる。1度うまくできなければ、給与が引き下げられ、2度うまくできなければ、その仕事に就く機会を失うことになる」と話す。

▽英国サヴィルロウの洋服:世界の紳士服の技術モデル

ロンドンの中心部にある全長300メートルほどのサヴィルロウで仕立てた洋服を着ていることは、世界各国で一流の証だ。ナポレオン3世や英国のチャーチル元首相、チャールズ皇太子もここで仕立てた服を着ている。数百年にわたり、サヴィルロウは極限を追求し、精緻の上にも精緻を求め、完璧を目指す匠の精神によって、世界の紳士服の技術モデルとされてきた。

サヴィルロウで創業100年の歴史をもつウェルシュ&ジェフリーズの女性パートナーの全英梅さんは、「ここの縫製は極限を追求し、時間と勢力を惜しまず、洋服の品質を99%から99.99%に引き上げることを目指している」と話す。

スーツの仕立てには50時間と7人の手が必要で、顧客は2~3カ月待たされる。全パートナーは、「顧客の身体に合わせて裁断し、縫製士は50カ所以上のサイズを測り、顧客の身長や筋肉の状態、体型など細かい内容を記録する」と話す。

全パートナーによれば、「オーダーメードの洋服の最も基本的な基準は衣服の外側に縫い目が見えないこと、ボタン周りがすべて手縫いであることだ」という。


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