人民網:お二人は何回目の訪中となりますか?
斎藤工:3回目です。
西村監督:私は初めてです。
人民網:中国の印象はいかがですか?
斎藤工:私が前回来たのは10年前ですが、北京空港も街並みも様変わりしていました。たった10年にもかかわらず、まるで50年ほどの発展を遂げているようで、中国のエネルギーをとても感じました。日本で見る中国映画は周星馳(チャウ・シンチー)のような派手な作品もありますが、婁燁(ロウ・イエ)監督や賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督といった社会派の作品が多く、エンターテイメントな作品よりもウェットな作品が非常に多いと思います。中国の一部分だけしか見ることができないので、日本人は中国のことをなかなか捉えづらいと感じますし、人によって中国の見方も違ってきます。もっと多くの日本人にも中国映画を見てもらい、中国の大きな変化を感じてほしいです。