多くの労働者が長時間労働に文句を言っているが、オーストラリアの学者が最適な勤務時間を研究するうち、40歳以上の労働者が最も適切な労働時間は週3日とし、こうすることで仕事の効率だけでなく、脳を健康に保つのに最も効果的だということを発見した。香港「東方日報」紙の報道を引用し環球網が伝えた。
報道によると、メルボルン研究所がオーストラリアの40歳以上の男女6500人に対し、制限時間内で朗読、数字の暗記、対になる言葉選びなどのことを課した結果、毎週の作業時間が25時間の人の成績が最も良いことがわかった。毎週の作業時間が40時間の人は軽微な認知能力の退化を招き、毎週の作業時間が55時間若しくはそれ以上だと脳の消耗が作業をしない時と比べてより深刻だ。
研究では、過度の仕事や仕事不足が脳機能の退化を招くが、毎週3日の勤務もしくは兼業にシフトすると脳への刺激や脳の疲労においてバランスを取ることができ、脳を健康に保つのに有効だということが示されている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月20日