ある生徒は、「今後、『私の国語の先生は体育の先生』と、自信を持って言うことができる」と感想に書いた。
馬さんは、「子供ころから漢文書籍が好きだった」とし、「荘子」や「韓非子」、「道徳経」、「詩経」、「孝経」、「忍経」などの名前をすらすらと挙げた。これらの書籍を全て読んだことがあるという。
馬さんによると、国語の教師は、作者や言葉の意味の説明に重きを置くが、馬さんの漢文の授業では、背景や歴史の故事を説明しているようにしている。
「プレッシャーはあるが、このような方法を通して、多くの生徒に漢文を読み、好きになってもらいたい」と馬さん。「漢文には、中国の伝統文化だけでなく、道徳的指針も含まれ、生徒を善に進ませることができる」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月22日