河南省鄭州市の第四中学(中高一貫校)で最近、体育の教師・馬丁さんが、国語(中国語)の授業で漢文を教える機会があり、生徒から大好評となった。大河網が報じた。
馬さんは国語の授業を真剣に教え、一度教壇に立っただけで、「漢文がすごい体育教師」と生徒の間で大好評となった。授業で馬さんは、神話・三皇五帝から地理書の山海経まで、中国最古の詩集・詩経の大雅から清初の文人の作品・納蘭辞まで、詩経から元代の作品・忍経まで、そつなく説明した。
40分の授業で、馬さんはまず、「詩経」から始め、古代書籍の紹介にとどまらず、根拠も広く引用した。例えば、古代ギリシャのプロメテウスを通して、中国古代神話に登場する伝説の王・燧人氏を紹介し、忍耐強く生徒に「詩経」の十五国風はそれぞれ今のどこに当たるかを説明した。授業が終わると、生徒から驚嘆の声が上がった。