リーさんは、「私たちは約9キロも太ったわ。冗談ではない」と語る。
報道によると、リーさんは北京で生まれ育った中国人。ツェリンさんは四川省出身のチベット族。ニューヨークで、現地人の好みに合わせながら、中国本場の煎餅を再現したいと考えた。
そんな二人は10月から、黄色の移動販売車・フライングピッグ煎餅を走らせ、マンハッタンの街中で、ニューヨーク大学の学生らを対象に「煎餅」を販売。ミッドタウンでは、昼食に「煎餅」を買っていく人も多い。また、毎週月曜日と火曜日の午後は、コロンビア大学近くブロードウェイで販売している。
商売は繁盛しており、二人によると、1日に約150個の煎餅が売れるという。リーさんは、「中国から投資も受けた。フライングピッグ煎餅を故郷の北京でも開きたい。ニューヨークの衛生局の厳しい検査を通った『煎餅』として販売できる。これは中国ではセールポイントとなる。なぜなら、中国では、露天の出所が分からないから。私たちは食品の安全に注目している。全ての製造過程を透明化しなければならない」と語っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月25日
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