オシャレなドライブの達人である劉准教授は20年の間にジープ5台に乗り、うち3台が車の専門誌で紹介されたこともある。また、バイク4台にも乗り、バイク専門誌の表紙を飾ったこともある。長征の完走を目指す前に成し遂げた最大の快挙は、2013年に車で上海市人民広場にある318国道零公里を出発し、標高5200メートルのチョモランマベースキャンプに行く5300キロ以上の旅の途中で、油絵102作品を描き、上海大世界ギネス本部から「通過した都市が最多の油絵の車旅(一人)」の世界記録に認定されたことだ。
この快挙を成し遂げた後、劉准教授は長征を完走することを思いつき、その途中の歴史に影響を及ぼした事件が発生した場所で、油絵を描き、真珠のネックレスのようにそれらの事件をつなぎ合わせた。(編集KN)
訳者注:長征とは、中国共産党が中心地であった江西省瑞金を放棄し、1934年から1936年にかけて国民党軍と戦いながら、約1万2500キロメートルにわたる大行軍をしたことをいう。
「人民網日本語版」2016年5月11日