北京市環境保護局は10日、1月から4月までに大気中に含まれるPM2.5(微小粒子状物質)の累積濃度は去年同期より21.8%減少したと発表した。中国国際放送局日本語版が伝えた。
それによると、1月1日から4月30日までに大気質が環境基準値に達した日数は去年同期より20日増加し、4カ月間の総歴日数の63.6%を占め、深刻な大気汚染の発生日数は去年同期より2日減少した。
また、二酸化硫黄と二酸化窒素、PM10の累積濃度は去年同期よりそれぞれ31.2%と14.3%、22.5%減少した。
北京市は今年、クリーンエネルギーの普及を推進し、4月までに排ガス中に含まれる大気汚染物質量の高い古い自動車11万3000台と、農業用車両として登録された低速貨物車170台を廃車にし、タクシー車両として新エネルギー車1008台と観光用電気バス62台を購入した。
「人民網日本語版」2016年5月13日