慢性疾患の原因は喫煙や酒
慢性疾患は既に、中国の都市部、農村部の住民の主な死因となっている。統計によると、中国の都市部と農村部では、慢性疾患が原因の死者が死者全体の85.3%と79.5%を占めている。
WHOの調査によると、慢性疾患の原因の60%がそのライフスタイルと関係があり、その他、遺伝や医療条件、社会条件、気候なども原因となる。ライフスタイルのうち、食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒の4つがおもな危険要因となっている。
食習慣に「テニスボール10個分」の原則導入提唱
前出の王会長は、「運動が少なすぎたり、日常における活動が少なくなったりなどして、体力の消耗があまりに少ない状態になるのが、慢性疾患の主な原因。少なくとも1週間に3度、1度に平均30分以上は運動したほうがいい。また、食習慣は、『テニスボール10個』の原則を守るといい。それは、1日当たりに食べる肉がテニスボール1個分以下、主食がテニスボール2個分、果物はテニスボール3個分、野菜はテニスボール4個以上というもの。その他、1日当たり卵を1個、ナッツ類を少々、トランプほどの大きさの豆腐を食べ、牛乳500グラムを飲むといい」とアドバイスしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月11日
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