国慶節旅行ビッグデータ予測発表　今年は自然の景観が人気に

このほど、人民網のネット世論監視測定室と中国の検索大手・百度が「2016年国慶節旅行ビッグデータ報告」を共同で発表した。報告には国慶節（建国記念日、10月1日）期間中の交通渋滞が深刻なエリアや人気の観光スポット、おススメグルメなどのデータが集められている。人民網が伝えた。

旅行混雑回避ガイド

ビッグデータによると、今年の国慶節の連休は、初日と最終日の2日間の交通渋滞がひどく、それ以外の休日の道路状況は比較的良好だという。大・中規模都市への移動のピークは10月1日午前11時前後となり、同日夕方にはがらがらになる。また予想では7日午前9時が旅行先からUターンする車の量が最も少ない時間帯だという。

人が少ない旅行先は？

ビッグデータによると、今年の国慶節は長白山や黄果樹瀑布、青海湖などの大自然の景色が見られるスポットを選ぶ傾向があり、その一方で、以前は人気の高かった西塘古鎮や同里古鎮、烏鎮などの古い街並みをめぐる旅行は人気が下火となっているという。

国慶節の連休中、5A級の観光景勝地では旅行者数がやや少なくなるとしている。具体的には泉州や舟山などの沿海部の都市、重慶や天水などの内陸都市だ。より落ち着いて旅行を楽しみたいなら、こうした穴場の5A級の観光景勝地を目的地とするのも悪くない。