「天鏈一号04星」が22日23時24分、「長征3号丙」ロケットによって広大なる宇宙に打ち上げられた。これは中国初の中継衛星「天鏈一号01星」の後継機で、中国中継衛星システムの更新・モデルチェンジを実現する。科技日報が伝えた。
同衛星のチーフデザイナーである王典軍氏によると、01星の設計上の耐用期間は6年であるが、すでに2年以上延長して使用されている。04星は01星の後継機になり、中継衛星システムの第1世代から第2世代への安定的な過渡を保証する。
今回打ち上げられた04星は、中国4基目の対地同期軌道データ中継衛星で、01星、02星、03星と宇宙ネットワークを形成する。中国の神舟宇宙船、宇宙実験室、宇宙ステーションにデータ中継と測定・制御サービスを提供し、宇宙ドッキング任務をサポートする。さらに中国の低・中軌道資源衛星にデータ中継サービスを提供し、宇宙船の打ち上げに測定・制御サポートを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn