▽一部産業では人手不足が深刻
大卒者からみると、どの産業が最も稼ぐことができるのだろうか。人手不足が最も深刻な産業は何だろうか。同サイトのデータをみると、企業の大卒者に対するニーズが大きい産業は、技術者・職人を必要とする産業、販売、外食産業、スーパー・百貨店・小売などのサービス型産業になる。
同サイトの研究分析によれば、外食産業の人材募集は急増傾向がずっと続いており、企業の募集は主に南京、武漢、蘇州、深セン、広州、成都など南方の都市に集中する。外食産業では、深センの外食産業企業が95後大卒者に支給する給与の平均水準が最も高く、6623元に達する。次は上海の6431元、蘇州の5998元だ。
外食産業だけでなく、販売や顧客サービスの人材も引っ張りだこだ。販売型人材を必要とする企業の人材募集数が多い都市は杭州、上海、深セン。顧客サービス型人材が必要な企業の人材募集数が多い都市は済南、上海、深センとなっている。
同報告の分析では、「大都市は基礎的サービスの人材ニーズが大きく、新一線都市が基礎的サービス人材育成の重要な拠点になりつつある」という。
販売型人材の給与水準を見ると、杭州、上海、深センがトップ3に並び、杭州が8074元、上海が7795元、深センが7315元だった。顧客サービス型人材の給与水準は済南が6591元で他都市を大幅に上回り、上海の5759元、深センの5338元が続いた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月26日
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