軽食ブランド「動力飯堂」が阿里巴巴(アリババ)傘下の地元密着型生活サービスプラットフォーム「口碑」と作る「スマートレストラン」が、深センA8ビルに登場した。これは華南地区で初の「口碑スマートレストラン」だ。店内での注文から決済、注文追加などをスマホで行う。消費者は口碑アプリを使うか、支付宝(アリペイ)で卓上のコードをスキャンすることで、セルフサービスで利用することができる。深セン商報が伝えた。
動力飯堂のレストランの敷地面積は500平方メートル以上で、ピーク時は同時に200人以上を受け入れることができる。店員10人が店内での食事と持ち帰りに対応する。初歩的な統計によると、従来の食事方法と比べると、利用客1人あたり15分から30分ほどの時間を節約できる。
近くのオフィスビルで働く劉さんはこの店の常連客で、「11時半頃に職場で注文し、12時に下りてきてカウンターで受け取ればいいのでとても便利だ」と話した。
同店の店長は、「利用客は事前に注文すれば、調理スタッフはその移動中に調理し、客が店に到着するタイミングで料理をカウンターに出すことができる。こうした流れで消費者の体験と、店側のサービスが改善される」とした。
動力飯堂は今後、口碑ビッグデータを利用し、消費者の好みや消費習慣、ターゲットグループの特徴などに基づき、消費者に料理をスマートに推薦する。また推薦・人気料理をリアルタイムで更新し、メニューを調整する。口碑は年初、「スマートレストラン」技術を発表していた。現在は杭州市、北京市、上海市、武漢市などの都市で「スマートレストラン」を開店している。華南でも10以上のブランドが口碑のビッグデータを使い、全フロースマートソリューションプランを実現し、多くのスマートレストランを開いている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年7月6日
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