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2016年7月14日  
 

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シンプルライフを追求、非常に合理的な東京の「シェアカー」

人民網日本語版 2016年07月14日09:41

東京は土地が高く、車は買えたとしても維持できない。1台の駐車料金の月額は都心で平均月収の10分の1に相当する。一方で車の価格は中国よりもかなり割安で、若者の数ヶ月の給与だけでも、中国では「体裁が保てる」レベルの車を購入できる。(文:陳言。瞭望東方週刊掲載)

駐車料金は高いが、車は安い。車はやはり買うべき?でも買ったら、駐車はどうする?

その答えを日本人の友人、新庄さんの家で見つけた。新庄家では以前高級車を停めていた車庫を小さな庭に改造。しかし新庄さんは運転しなくなったのではなく、車を「シェア」するようになったのだ。

新庄さんの住宅エリアでは、公共用の車庫の中に数台の車が停まっている。シェア資格を申請した人は、車を使用する時間帯を選び、その時間に運転することができる。そして時間通りに車を返せば良い。日本での車のシェアは10分刻みで、買い物や出迎えなどのちょっとした用事に便利で、タクシーよりも割安だ。通常の使用時間は1−2時間と限定されているが、その後使用する予定の人がいなければ、時間を延長することもできる。

住宅エリア内で車をシェアする人はみな顔見知りで、使用後は丁寧に掃除をする。洗車料金とガソリン代も全員で平等に負担する。なかには、シェアカーの管理をレンタカー会社に委託する場合もあるという。6時間以上使用するならばレンタルも可能で、利便性が高く料金も安い。


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