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寒風の中を歩く市民(資料写真)。 |
北京市市政市容管理委員会は市気象局、市ガス集団など複数部門と19日に共同で記者会見を行い、北京市は今週末に強い寒気に襲われる見通しだと明らかにした。同市では21日から5日連続で気温が零下9℃まで下がる見通しで、土曜夜には最低気温が零下15℃と30年来の史上最低(零下15.2℃)と並ぶと見られる。この気温は同市の住民向け暖房供給の設計基準を下回るものだ。また関連部門によると、同市の住民向け暖房供給価格4種類が3年以内に統一される見通しだという。
中央気象台の情報によると、19日から冷たい空気が新疆から流れ込み、西から東へと中国の大部分に気温低下や降雪、大風などをもたらすと予報している。今回の冷たい空気により北部と東部の一部地区では気温がこの冬最低になる見通しで、北京の最低気温はここ10年の12月で最も低い零下13.5℃を突破し、場合によってはここ30年の12月で最も寒い零下15.2℃に達する可能性もある。北京の12月の史上最も低い最低気温は1966年12月27日の零下18.3℃だ。
北京市では19日、曇りの寒い日となり、最高気温が零度を上回ることはなかった。同市気象局気候センター上級エンジニアの陳大剛氏によると、今年の冬は冷気が活発で、雪も早く降ったため、平均気温が例年より低くなっている。
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