四川省広漢市・鴨子河の河畔、三星堆遺跡の最高地点(周囲の地面より3メートル以上高い遺跡)北西部二級台地である青関山で27日午後2時頃、考古学者がF1と呼ばれる大型紅焼土の建筑基礎(「地固め基礎群1」)を発見した。面積1千平方メートル以上、東西両側に通路らしきものがある。F1はおおよそ6-8間の廟から構成され、2列に分かれ、中間の廊下に沿って左右対称に配置されている。廟は幅6-8メートル、奥行き約3メートル、中間の廊下は幅5メートル前後。
四川省考古研究院は同日、F1大型紅焼土基礎は、過去の発見でも建築面積最大の商代単体建築基礎、と初めて明らかにした。考古学専門家は、基礎は三星堆王国「宮殿区」の所在地、と推測している。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月28日