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骨誘導性人工骨生体材料の開発に成功、中国人が全米技術アカデミーの会員に

 2014年02月10日13:36
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 全米技術アカデミーのウェブサイトはこのほど、新たに選出した2014年の会員リストを発表した。四川大学教授の張興棟氏は「筋肉・骨格の臨床実験および生体材料の貢献」により、会員に選ばれた。全米技術アカデミーが今年選出した11人の外国人会員のうち、張氏は唯一の中国人だった。人民日報が伝えた。

 張氏は1960年に四川大学固体物理学部を卒業し、2007年に中国工程院の院士になった。現在は四川大学の教授で、中国生物材料学会の理事長を兼任している。1983年には中国国内で率先して、生物活性人工骨(歯)およびハイドロキシアパタイトの研究を実施した。

 張氏は、「骨誘導性人工骨生体材料には独自性がある。分かりやすく言えば、人体の組織・器官が損傷を受けた場合、同材料を人体に植え込むことで、人体自身の回復機能を働かせ、新たな組織を形成させることが可能だ。副作用もなければ、人体の永久的な回復を実現できる」と説明した。同材料は2013年に臨床応用を開始し、現在まで数万件の例があるが、治療効果は良好だ。また張氏の、人工関節ハイドロキシアパタイトコーティング技術の成果も世界先進水準に達しており、臨床応用が10万件弱に達している。

 全米技術アカデミーは1964年12月に設立された、米国の科学技術界で最高の水準を持つ学術機関、世界で高い影響力を持つ技術アカデミーの一つだ。同アカデミーの会員は現在、米国人が2250人、外国人が214人に達する。これには宋健氏、徐匡迪氏、周済氏、王淀佐氏、謝克昌氏、姚熹氏、鄭哲敏氏、曹湘洪氏、張興棟氏ら、9人の中国人が含まれる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月10日

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