中国科学技術部(省)中国生産力促進センター協会がこのほど発表した情報によると、中国人科学者は長年の研究を試験を経て、メチルアルコールをエーテル類物質のジメトキシメタンに酸化させ、この液体状の物質をガソリンに混ぜることで、「ジメトキシメタンガソリン」という高効率のエーテル類クリーンガソリンを生成することに成功した。人民日報が伝えた。
試験結果により、この新たに開発されたガソリンは、アルコールガソリンよりも点火速度が速く、燃焼効率が高いことが証明された。標準的なガソリンと比べ、ジメトキシメタンを加えたガソリンは一酸化炭素と炭化水素の排出を約70%削減し、排気ガスに含まれるPM2.5を減少させることができる。
科学者はまた、バイオマスによりジメトキシメタンを合成する手段を発見した。山の河原にエネルギー草を植え、気化によりメチルアルコールを生成し、これをジメトキシメタンに酸化させることが可能だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月20日