離婚請求のうち、1980年代に生まれた若者の裁判は約2割の102件。6割が1940-1969年の間に生まれた中年から高齢のカップルに集中していた。家庭に与える影響や事実認定などの要素を考慮し、裁判所は離婚請求を棄却することも多い。実際に、500件のうち離婚が認められたのは204件だった。また、裁判所のデータによると、訴えを取り下げたり和解したりする割合は、年齢が高い人のほうが高く、若者は一旦「離婚する」と決めると、なかなか気持ちを変えない。裁判所が若いカップルの仲裁をする際、双方の両親や家族などが関係することもある。しかし、一部の案件では、離婚を請求する理由が、家族にあったり、それが両親の指示であったりするケースもある。
「7年目の浮気」とよく言うが、離婚請求をする80年代生まれの若者カップルの65%は、結婚から3年も経っていない。離婚の理由で最も多いのは、「世界観、人生観、価値観が合わない」や「配偶者が家庭における責任を果たしてくれない」。一方の「浮気」は10%にも満たない。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月13日