13日に開催された「2014年中国西蔵(チベット)発展フォーラム」において、西蔵(チベット)自治区には、各種無形文化遺産プロジェクトが1千項目以上あることが明らかになった。うち76項目は国家級無形文化遺産で、蔵劇(チベット劇)やケサル(チベット古代英雄叙事詩)は、ユネスコ無形文化遺産リストに登録されている。新華社が伝えた。
2006年以降、政府は、特定項目資金として総額9716万元(約16億2千万円)の中央財政を投じ、チベット自治区内の主な無形文化遺産の保護・継承に運用してきた。自治区は、国家級生産性保護モデル基地4カ所、国家級無形文化遺産伝承者68人、国家貴重古典籍158点、全国古典籍重点保護機関4カ所、「中国民間文化芸術の郷」19カ所を擁している。
国家民族委員会文化宣伝司の李建輝巡視員は、フォーラムの席上で、次のように語った。
中国政府は2003年、無形文化遺産保護プロジェクトに着手、絶滅の危機に瀕していた数多くの少数民族無形文化遺産に、時宜を得た緊急援助と保護の手が差し伸べられた。また2006年以降、政府は、特定項目資金として総額9716万元(約16億2千万円)の中央財政を投じ、チベット自治区内の主な無形文化遺産の保護と継承に運用してきた。現在、自治区には、国家級生産性保護モデル基地4カ所、国家級無形文化遺産伝承者68人、国家貴重古典籍158点、全国古典籍重点保護機関4カ所、「中国民間文化芸術の郷」19カ所がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月15日