商務部(商務省)の沈丹陽報道官は18日に行われた定例記者会見で、今年1-7月の国内市場の運営状況を報告した。それによると、同期の消費市場は全体として安定的に運営され、消費者価格は基本的に安定し、社会消費財小売総額は前年同期比12.1%増加した。中国経済網が伝えた。
国家統計局がまとめた統計によると、同期の社会消費財小売総額は14兆4974億元(1元は約16円)で、同12.1%の増加だった。増加率は上半期の水準をほぼ維持し、前年同期との比較では0.7ポイント低下した。7月の増加率は12.2%で、物価上昇要因を考慮した実質増加率は10.5%。沈報道官は1-7月の消費市場の特徴として次の6点を挙げた。
(1)情報消費が急速に増加した。
(2)サービス消費の需要が増加した。
(3)住居・自動車関連の消費が鈍化傾向をみせつつ安定に向かった。
(4)農村の消費が安定的に増加した。
(5)大・中規模の流通企業の売上が鈍化した。
(6)消費者価格が基本的に安定した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月19日