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秋冬の到来に伴い、中国北部では徐々に暖房が使われるようになり、重度汚染が発生する確率が増えてきた。環境保護部(省)の翟青副部長は16日、同部が開催した「大気重度汚染緊急マニュアルの改正・試行業務現場会」に出席し、「中国の重度汚染緊急対応業務は初歩的な成果をあげているが、緊急時の管理にまだ不備があり、マニュアルが不完全だ」と指摘した。
大気重度汚染緊急マニュアルの改正に成功した河北省保定市の経験を基に、環境保護部は各地に対して現地のマニュアルを適時改正するよう求めた。今年の冬の重度汚染対策に向けしっかりとした基盤を築くためにも、北京・天津・河北地域は10月までに改正作業を終えることを目指す。
現在、各地の大気重度汚染緊急マニュアルには、定義が不正確、重要な概念があいまい、組織機関の権威性に欠ける、マニュアルの連携性が不足している、体系が完備されていない、警報能力の不足、警報制度の不備、対応措置の操作性が低い、措置が十分でないといった問題を抱えている。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年9月17日
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