クレジットカード「VISA」中国区の楊文明・副社長は18日、「2014年中国クロスボーダー消費年度指数報告」発表会において、「今回初めて、クロスボーダー電子商取引(EC)消費に特化した研究分析を行った結果、B2B(企業間)取引やB2C(企業・消費者間)取引の発展に伴い、電子商取引の発展および全体的な電子取引は急速に発展しており、その規模もだんだん拡大していることが判明した。2013年、中国のクロスボーダー電子商取引額は5千億ドル(約3兆元=約54兆円)に達した」と述べた。新華社が伝えた。
VISAは2013年、2大格付機関のひとつであるムーディーズに、世界GDP総額の93%を占める56カ国・地域を対象とした調査研究を依頼した。その結果、経済発展全体に対する電子決済の寄与率が明らかになり、56カ国・地域における2008年から2012年までのGDP増加額に対して、電子決済は約1億ドル(約109億1200万円)の貢献をしたことが判明した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月19日