中国科学技術大学生命学院の柳素玲教授はこのほど、腫瘍幹細胞の研究で新たな進展を実現し、「microRNA100(miR-100)」と呼ばれる低分子RNAが、乳がんの幹細胞の更新と増殖を抑制し、乳がんの成長と転移を防ぐことを明らかにした。関連する研究成果は、「Cancer Research」(電子版)に長文で掲載された。中国科学報が伝えた。
同誌の編集員は、「同研究はmiR-100の乳がんに対する影響を初めて解明し、microRNAと腫瘍幹細胞の密接な関連性、乳がんの治療に新たな理念と方向性をもたらした」と評価した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月25日