国防部(国防省)の耿雁生報道官は25日の定例記者会見で「中日防衛当局間の海上連絡メカニズムの構築は誤った判断による海空の不測の事態を回避し、防衛・安全保障面の相互信頼を強化するうえでプラスだ。また、日本側は現在存在する問題を直視し、的確な措置を講じ、双方関係の回復と発展のために努力を払うべきだ」と表明した。
――中日両政府はこのほど青島で高級事務レベル海洋協議を開いた。最終的にどのような共通認識にいたったか。双方は海上連絡メカニズム協議の再開で原則合意したと報道されているが、国防部は連絡メカニズムの構築を積極的に推進するか。また、協議は年末に再開されるのか。
中日防衛当局間の海上連絡メカニズムの構築は両国および両国防衛当局の指導者間の一致した意見だ。このメカニズムは誤った判断による海空の不測の事態を回避し、防衛・安全保障面の相互信頼を強化するうえでプラスだ。このほど行われた中日高級事務レベル海洋協議で、双方は中日防衛当局間の海上連絡メカニズム協議の再開で原則合意した。今後の取り組みについては、まだ双方間で調整する必要がある。
日本側は現在存在する問題を直視し、的確な措置を講じ、双方関係の回復と発展のために努力を払うべきだということを、ここで指摘しておきたい。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月26日