中国共産主義青年団北京市委員会(団市委)の関係者は、次の通り述べた。
「APECボランティアを対象とした緊急医療救護訓練は、一度きりの開催ではない。ボランティアは、計16回のトレーニングを受けた後、認定試験を受けなければならない。試験に合格した人には、救急員認定証が発給される。重要なポストに就くボランティアは、この認定証が必要となる。団市委と市ボランティア連合会はすでに、ボランティアの在籍する大学において、ボランティア講習会を開催している」
APECのボランティアは計2200人あまり。全員が共産党党員で、これまでに大型イベントのボランティア実施歴があり、実名でボランティア登録を行っている。これらのボランティアは、緊急医療救護・応急処置訓練のほか、会議運営規則、宗教・マナー上の禁忌事項、情報セキュリティに対する意識、突発的事件の対処法などに関する講習を受けなければならない。具体的には、マナートレーニングでは、化粧、立ち居振る舞い、笑い方、目線の使い方などに関する詳細ルールを学ぶ必要がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月13日