ボランティアステーション2000カ所設置へ ＝北京

　中国人民解放軍の模範兵士とされた雷鋒（レイ・フォン、1940-62年）。その雷鋒に学び、ボランティア活動を推進するイベントが4日、北京で行われ、「雷鋒に学ぶボランティアサービスステーション」の第一陣が設置された。同市のボランティア連合会によると、今年、道案内や心理カウンセリングなどのサービスを提供する同ステーションが同市に2000カ所以上設置される計画だ。京華時報が報じた。

　同日、同連合会が執筆・編纂した「北京ボランティアガイド2014」が刊行された。同ガイドには、ボランティア活動の基礎知識やボランティアスタッフになる方法、ボランティア活動の規範・技術、同市のボランティア活動組織資源情報、2014年上半期のボランティア活動に必要な情報などが記載されている。

　さまざまな年齢層のボランティア参加者の手に渡るようにと、同ガイドブックは、同市の全ての街や村、ボランティアステーションなどに置かれ、内容も1年に1回更新される。また、インターネットを通して電子版をダウンロードすることができるほか、「微信（ウィーチャット）」のアカウント「志愿北京」を通して、ボランティアスタッフに配信され、内容も随時更新される。（編集KN）

　「人民網日本語版」2014年3月5日