「航空緊急救援保険」が登場　航空機による緊急救援をカバー

ドイツ救援チームのスタッフと共同で模擬訓練を行う999航空医療救援チーム。中国初の航空救援医療用ヘリの運用が、来週28日から始まる。

北京市赤十字会は22日、中国初となる航空医療救援用ヘリコプターの運用を28日から開始すると発表した。また、これと同時に、初の航空緊急救援保険が29日から発売され、最低299元（約5200円）の年間保険料で、緊急救援用「航空機」を手配することが可能となる。同保険は、微信（WeChat）から申し込める。新京報が伝えた。

〇保険対象年齢は6カ月から70歳まで

北京赤十字会担当者は、今回発売される航空緊急救援保険について、次の通り説明した。

同赤十字会と中国人寿（チャイナ・ライフ・インシュアランス）は今回、中国初となる航空緊急救援保険商品を合同で発売する。保険対象年齢は、生後180日から70歳までで、保険の対象範囲は、重症の意外人身傷害あるいは定められた重症急性疾病で、授権された医師による診断が条件となる。航空緊急救援交通手段の費用、航空緊急救援医療費、不意の事故による死亡、後遺障害、火傷、怪我の医療費などが、保険でカバーされる。