●帰国後、北京・上海・広州・深センでの就職を希望する人は50%以上
調査対象となった海外帰国組のうち、「帰国後は北京、上海、広州、深センで就職したい」と答えた人は57.94%に上った。
彼らに最も人気の高い業界は金融業で、教育、IT、ソフトウェアが続いた。就職先機関のタイプは、国有企業と外資系企業が最も人気が高く、民間企業、大学、研究機関がそれに続いた。また、帰国組の3分の1が、「就職先機関のタイプには、特にこだわらない」と答えた。
海外帰国組が就職先を選ぶ際に最も重視するのは、「キャリア発展の可能性」で、「就業する地域」「給料・福利厚生」がこれに続いた。
●海外帰国組の多くが「月給1万元以下」
就業した海外帰国組の給料に関する調査によると、給料のレベルと取得学位の間には、明らかな相関関係が見られた。海外帰国組のうち、大学院(博士課程および修士課程)卒業者の月給ゾーンは5千元から1万元(約9万5千円から19万円)で、大学学部・専科卒業生のほとんどは、月給5千元以下だった。
学士号および修士号を取得した海外帰国組が希望する職位は、比較的似通っており、「初級職からスタートしたい」とする人が4割を上回った。一方、「中級職に就きたい」とした人は3割強、「高級職を希望する」人は1割だった。博士号を取得した海外帰国組は、高級職を希望する人が4分の1を上回った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月27日
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