「怪しい彼女」が上映されていた時期は、陳正道監督の「催眠大師(THE GREAT HYPNOTIST)」(14年4月29日公開)の製作、公開の時期と重なったため、中国版と韓国版の同時公開はならなかった。しかし、「催眠大師」が公開されると、陳正道監督はすぐに、「重返20歳」の製作に取り掛かった。
「重返20歳」を既に見たというファン・ドンヒョク監督は、「『怪しい彼女』と比べると、中国らしさが出ていておもしろかった」と絶賛した。また、シム・ウンギョンも、「『重返20歳』と『怪しい彼女』は、全く違う『味』」としたほか、自分と同じ70歳の心を持つ20歳のヒロインの役を演じた楊子姗の演技について、「インパクトが強かった。特に広場でしていたダンス。とてもオシャレな感じで、おもしろかった」と絶賛した。
シム・ウンギョンは、「怪しい彼女」における演技が高く評価され、韓国でさまざまな賞を受賞した。「第50回百想芸術大賞」では、史上最年少で最優秀主演女優賞を受賞した。
同イベントで、演じたヒロインについて、シム・ウンギョンが、「韓国の『国民的おばあちゃん』になって、同じ年の人からも敬語で話されるようになった」とすると、シム・ウンギョンの演技を絶賛した楊子姗も、「道端で誰かが『おばあちゃん』と叫んでいると、思わず振り返ってしまう」と会場を盛り上げた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月29日