2015年1月8日に公開される陳正道(レスト・チェン)監督が旗を振った映画「重返20歳(Miss Granny)」は、今年韓国で興行収入トップだったコメディ映画「怪しい彼女」の中国版。韓国のCJエンタテイエンメントが、「1つの脚本で2作品製作する」という新たなスタイルにチャレンジしたプロジェクトだ。中国の映画ファンにとっても、これは斬新なスタイルだろう。
1月8日の公開を前に、「怪しい彼女」の旗を振ったファン・ドンヒョク監督や主演を務めた女優シム・ウンギョン、「重返20歳」の陳正道監督、主演を務めた女優の楊子姗(ヤン・ズーシャン)らがこのほど、中国最大の映画館チェーン・万達電影が開催したイベントにゲストとして登場し、同映画誕生のエピソードを語った。
ファン・ドンヒョク監督は、「1つの脚本を基に韓国と中国で映画を同時製作すると聞いた時は、映画史上初の試みで、斬新だと感じた」と語った。韓国において「怪しい彼女」は好評を博し、「国民的コメディ映画」と評されるほど大ヒットした。陳正道監督は、「メガホンを取ることにしたのは、脚本に感動したから。このストーリーを多くの人に知ってもらいたいと思った」と語った。