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2015年6月18日  
 

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<中国の伝統祝日>端午節について知らねばならぬこと (2)

人民網日本語版 2015年06月18日15:15

端午節は父親を救うために川へ飛び込んで死んだ東漢の孝女、曹娥を記念するというものだ。曹娥は東漢の上虞の人で、彼女の父親は川で溺死し何日も遺体が見つからなかった。当時親思いの曹娥はわずか14歳だったが日夜川沿いで泣いていた。17日後の五月五日に曹娥も川に飛び込み、5日後に父親の遺体を抱いて川から出てきたという故事がある。後代の人は曹娥の親孝行を記念して、曹娥が投身した場所に曹娥廟を建て、曹娥がもともと住んでいた村を曹娥鎮と改名し、曹娥が父親のために死んだ川を曹娥川と名づけたという。

 

第四の説は現代の革命女性詩人、秋瑾を記念するというもの。秋瑾は浙江省紹興の人で、28歳の時に革命に参加し、大きな影響力をもった。光緒33年6月5日に紹興で勇敢に国家に殉じて死亡した。後代の人はその詩を愛し、またその勇敢な行いを悼んで、詩人節と合わせて記念日とすることにし、詩人節は愛国詩人の屈原を記念するので端午節に定められた。

端午節に粽を食べるのは中国人民の伝統的な風習の一つだ。粽は「角黍」、「筒粽」とも言い、歴史が長く、様々な種類がある。

中国の北方では、棗を入れた甘い粽がメインだが、南方の粽の種類はより豊富で、小豆や肉、ハム、卵の黄身餡などを使い、醤油・塩味をベースとしている。北方の粽の多くは四角形や三角形で、基本的に大きい。南方の粽の形状は三角形、たいまつ型、円錐形、四角形など多様で、全体的に小さく繊細な作りとなっている。>>


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