■隣国の日本、デート代を払わない男性は軽蔑される
日本の文化では、レディファーストが根付いておらず、男性至上主義が浸透している。
日本では、結婚して子供を産んだ女性は通常会社を辞め、家族全員が夫の給料に頼って生活する。もし女性が家計の半分を負担すれば、日本人男性の面目は失われる。日本人男性とのデートで、もし女性が自主的にデート代を支払えば、日本人男性のプライドは傷つけられる。また、恥ずかしさから機嫌が悪くなる人までいる。
■女性が家計の半分を負担している中国 割り勘に移行中
中国では、女性の経済的自立が進むに伴い、多くの女性がデート代の割り勘を支持し始めている。「初めてのデート代は誰が払うか?」というインターネット上のスレッドの投票結果によると、割り勘に賛成な人が約51%に上る一方、男性が自主的に支払うのに賛成な人はわずか22.6%だった。男性はステレオタイプの性別の役割分担意識の影響を受けやすく、男性としてのプライドも捨てられない。当然、男性が自分のためにお金を使うことが愛情表現だと考えている女性の考え方もステレオタイプ的な誤解だ。割り勘の長所は率直さの尊重であり、お互いの気持ちを探り合う必要もなく、コミュニケーションで理解しあうという初志から逸脱することもない。