〇現実:アジア・ナンバー2は決して世界一流ではない
中国チームは0対1で優勝国アメリカに敗れたという今大会の結果を見る限り、中国女子サッカーはアジア第2位の地位にあると言えるかもしれない。だがしかし、中国の実力は、果たして世界トップレベルなのだろうか?今、これについて結論を下すのは、あまりにも時期尚早であろう。おそらく、アジア首位は世界の一流であり、アジア・ナンバー2は世界の二流と言えるだろう。4年後に開催されるフランス大会の頃には、我々の対戦相手は、きっと著しい成長を見せることであろう。
中国における女子サッカーの発展は、まだ「プロ化」への途上にある。ほぼ全てのチームは、基本的に、全国スポーツ大会女子サッカー甲組に所属するチームであり、全チームが本当の意味でのプロサッカーチームという訳ではない。プロ化が進んでいないことが、女子サッカーが世界一流レベルへの返り咲きの歩調を緩ませているのが現状といえよう。
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