米マイクロソフトは22日、第4会計四半期(4月から6月 )の決算を発表した。これによると、同期売上高は前年同期比5%減、純損益は31億9500万ドル(約4千億円)。この数字は、マイクロソフトにとって、過去最大の四半期業績赤字となった。京華時報が伝えた。
同社が第4四半期に多額の赤字を出した要因として、今年7月に携帯電話機事業の再編のための費用が7億8千万ドル発生したことと、ノキアのハードウェア事業買収に関連する約76億ドルの評価損が計上されたことが挙げられる。マイクロソフトによると、本四半期の一株あたり損益は、前年同期比173%減の40セント。だが、ノキアの携帯電話機事業買収に関する評価損を計上しない場合は、一株あたり純利益は62セントとなる。
マイクロソフトのナデラCEOは、業績報告説明会において、「携帯電話機事業の発展について、『ビジネス用携帯』『廉価版携帯』『ハイエンド・フラッグシップ携帯』という差別化した3つの市場をターゲットとする戦略を確定した」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月23日